前回は志半ばで挫折してしまった
原付での琵琶湖一周に再トライした。
午前九時くらいに京都を発ち、夜の8時に帰還した。
街から街へ琵琶湖の周りの道路を行く。
それはイージーライダー、ミニスケール版。
かなりのご老体のバイクと長距離走行の経験値が少ないライダー
だけど、無事に達成することができた。
今回は琵琶湖を一周することが主目的だったから、
ひとつの場所に腰を据えた観光はしなかった。
しかし、道中幾度となく寄り道した。
琵琶湖の外周に点在している道の駅、農作物販売所などで
栄養補給したり、お土産を購入したりした。
子鮎の天ぷらは非常に美味だった。
また心のアンテナにピンと来た場所でポラロイド写真を撮ったりした。
その中で最も印象的だった風景は高島市マキノ町にある唐崎神社だ。
バイクを走らせていると、
神社を高く取り囲んだ木々の上空に無数の鳶が旋回している光景を目に写った。
そこに神々しい何かを感じた。強く引きつけられた。
それがきっかけで神社で休むことにした。
ちょうどそこでお月見の集いの準備をされていた地元の方とひょんなことからお話をする。
そこで、鳶のことを聞いてみた。
鳶たちはこの時期、川を遡上する鮎を食すためにこの地にやってきたらしい。
白鷺も別の場所で待機しているようだ。
遡上の現場である神社から程近い知内川の場所を教えてもらい、そこに向かう。
川に着き、橋から川面を凝視する。
すると、そこにはおびただしい小魚が川を遡っている光景があった。
おそらく産卵後であろう力尽きた魚は水面を力なく流されていた。
周りの稲刈りが終わった田畑では白鷺が羽を休めていた。
そこでは言葉は意味を失い、ただその景色に釘付けになった。
そこで感じたことは言葉で言えない。
これは一生モノの記憶になったと思う。
そして、人生の中でこういう記憶こそが大事なんだとも思う。
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| 送信者 goodluckcharm |


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